プロ意識

今日はふと思った事があり、お堅い話を書く。
 
私は仕事をする上でプロ意識を持つという事を重要視している。
勘違いしている人もいるようなのであえて書くと、仕事を行い、その対価として金銭を授受している以上
プロである事を忘れてはならない。
 
世のサラリーマンの全てに言えるとは思わないが、プロ意識が欠落している人が多い気がする。
私は仕事をする上で一番重要な項目はプロ意識であると思っている。
会社は社員の時間の拘束においてその対価を払っているという事を主張する人がいるが
そのような人間に限って残業すれば金がはいるという事だけを意識している傾向が強い。
確かに労働基準法的にはそうかもしれない、だらだら仕事をしてお金がもらえる事になるだけ
であり、さぼっている人が儲かる構図に過ぎない。もちろん必要な残業であれば払う必要があるのだが・・・
効率が良い、能力が高い人ほど短い時間で良い仕事をする。これをどうとらえるか?
 
自分はこの会社が行っているサービス及びその周りに存在する必要なスキル、情報について
プロである以上、責任をもたなければならない。簡単にいうと会社が扱っているサービスに関する
質問をお客様から受けて答えられない時点で恥と思わなければならない。
野球選手が野球のルールを知らないのと同じなのだ。
教えてもらっていないし、自分の担当じゃないし的な考え方はもってのほかだ。
教えてもらわないとだめなのか?答えはNo。会社は学校ではない。
担当じゃないから答えられないで終わらせるのか?仮に担当でなくても詳しい人に問い合わせるで
あるとかなんとでも方法はある筈だ。そしてその経験から2回目は自分自身で答えられるように
なるぐらいの意気込みが必要である。
このような行動のひとつひとつがプロ意識があるかどうかである。
お客様がこまらないように、また信用を勝ち取れるように努力し、また要望にできうる範囲で答えなければならない。
(ただお金もうけである事を忘れてはならない、お客様は神様ではない、なんらかの利益を与えてくれる対象がお客様である)
上司が悪い、会社が悪い、ましてや客が悪いなんて考えは言語道断である。
自分はどこまでやったのか、自分はどこまでできるのか?常に頭においておく必要がある。
日本のサラリーマンの中にはお客様に割く労力より、自分の上司に労力を割く(所謂社内営業)も多いが、私はそれも感心しない。
目上を敬う事を忘れてはならないが、いくら上司に媚を売ってもそれは売り上げには繋がらない。
 
会社はおこづかいをくれる親兄弟ではないのだ。プロが仕事をしその対価としてお金を稼ぐ。
プロフェッショナルの集合体でなければならない。
 
何の前触れもなくこんな事を書くが、思うこともあり、この場所に記述し、また自分への戒めにもする。

コメントを残す